東京タワー

久しぶりの読書感想文です。

江国香織著 「東京タワー」

登場人物を整理します。
ので、楽しみにしている方は以下読まずに、本ページを閉じてください。

あとがきにも書いてあるのですが、江国香織さんの本にはこれまで、恋愛話はあったものの、官能的な描写はなかったと記憶しています。それが、本書「東京タワー」は、官能的描写をしておりちょっとびっくりしました。
江国香織さんの小説はとても純愛潔白なイメージがあるのです。
かといって、官能小説のようにいやらしく書いてあるわけではなく、そこに真実の愛とは何ぞやということを2人の青年の恋愛から導き出していると感じました。
Happyとはいえないストーリですが、心温まる印象を受けました。
恋愛に疲れた方、本当の恋愛とはなんぞやということを再確認したい人は是非!

東京タワー

但し、不倫の勧めをしているわけではありませんので、あしからず。

さて、登場人物の整理!!
主な登場人物
・透(20)
・耕二(20)
・詩史(浅野の妻であり、透の恋人?)
・由利(耕二の恋人)
・喜美子(人妻であり、耕二の恋人?)
・橋本(耕二の部屋に入り浸っている友人)
・山本(耕二のバイト先の倉庫整理先での知人)
・浅野(詩史の夫)
・陽子(透の母親)
・透の父親(陽子とは離婚し、別の女性と再婚)
・吉田(透・耕二の高校の同級生)
・吉田厚子(吉田の母であり、耕二のかつての恋人?)
・和美(耕二のバイト先のビリヤード場によく来る高校生)


透が高校の時に浅野の妻である詩史と付き合いだし、耕二に年上はいいと話したことから、過去に耕二は吉田の母親の厚子と付き合い苦い経験をした体験の持ち主ではあるが、現在由利という彼女がいながら、喜美子という子供のいない人妻と不倫関係を持っている。
共に、人妻であり、年上の彼女(不倫関係)をもつが、二人の青年の物事の考え方の違いにスポットを当て、また、それぞれタイプの違う年上の彼女とどのようにつながって相手を思っているかについて描写されている。
結果的に耕二は最悪の夏を迎えることになるが、透は一緒に暮らす事はかなわぬけれど、その恋の最良の形を発見して物語は終わることとなる。

私が、本書で一番気に入っている言葉は詩史の言葉で
一緒に暮らしていないても、こうやって一緒に生きている。

そのほかにもいろいろ名言があり、温かい気持ちになりました。

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